旅行前、パッキングをしていると・・・「あれ、これって機内に持ち込めたっけ?」「えーと、これは液体物だし」「待て待て、これはそもそも持っていけるの?」なーんて、いろんな荷物が気になりだして止まらなくなる(ならない?)。
そんなゴチャゴチャになった頭を整理するために、持ち込み・預け入れができるかどうか迷いがちな物について、絵でまとめてみました。
以下のリストは、国土交通省航空局発表の危険物リスト(平成23年2月17日更新のもの)を基に作成しています。航空会社や検査員によって判断が違ったりすることもありますので、あくまでご参考までに。最終的な判断は各航空会社までお問い合わせください。また、乗り継ぎ時や帰国時の検査ではその国の基準が適用されます。
ライター・マッチ
- ライター・マッチともに預け入れはできない
- ライター・マッチ合わせて1人1個だけ持ち込める
- 持ち込みできるライターは、使い捨てライター・注入式ガスライター・吸収剤(綿)入りのオイルライター(ZIPPOタイプ)
- マッチは安全マッチのみ持ち込み可(どこで擦っても火が付くものはダメ)




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ZIPPOは一応持ち込めるようですが、出発国や航空会社によっては持ち込めない場合もあるので(たとえば、中国・インド発の便では、ライターやマッチは持ち込み・預け入れともに禁止)、100円ライターにしておくのが無難だと思います。
刃物・尖ったもの
- ナイフ(小型の十徳ナイフでもダメ)、カッター、はさみ、ダーツの矢、金串など、刃物や尖ったものは基本的に持ち込み禁止
- 爪切り、T字カミソリ、眉切りバサミ、鼻毛切バサミ、携帯裁縫セットのはさみなど、先の尖っていない小型のものであれば持ち込み可
- 傘は、先が鋭利なものでなければ持ち込み可



小型のつめきりや眉切りバサミは持ち込みOKと書いてありますが、没収されてしまうケースもあるようなので、本当に機内で必要なものでなければ預け入れ荷物に入れておいた方がいいと思います。
ヘアアイロン・コテ
- 基本的に、すべてのタイプが持ち込み・預け入れともに可
- ただしガス式の場合は、1人1個だけしか持ち込み・預け入れできない
- ガス式を持ち込む場合は液体物扱いなので液体物袋へ
- 予備用のガスカートリッジは、持ち込み・預け入れともに不可
- 電池式でリチウムイオン電池を使用している場合は、電池を外して持ち込み




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電池・バッテリー
- 乾電池・ニッケル水素電池・ニカド電池は、持ち込み・預け入れともに可
- リチウム金属電池(コイン型・ボタン型のものに多い)やリチウムイオン電池(パソコン・デジカメ・携帯電話の電池に多い)は、電池単体の場合、持ち込みのみ可
- PCや携帯などの本体に付いているリチウム電池は問題なし
(ただし、2017年7月1日から預け入れ方法が少し厳しくなりました)





リチウムイオン電池の「160Wh」という制限には、かなり大きいバッテリーじゃなければ引っかからないと思います。バッテリーの容量は「mAh」という単位で表示されていることが多いので、制限に引っかかるかどうかを確かめるには以下の式で「Wh」に直す必要があります。
Wh = V × mAh ÷ 1000
Wh = V × mAh ÷ 1000
◎参考
飛行機でのモバイルバッテリー持ち込みは要注意!(FatherLog)
空港で困らない為のモバイルバッテリーチェック講座(秋葉原PLUS)
機内持ち込み手荷物 mAhからWhへの計算方法(Take me to the…)
スプレー
- ヘアスプレー・制汗スプレー・消臭スプレー・シェービングフォームなど化粧品に類するものや、消毒スプレー・虫さされ防止スプレーなど医薬品・医薬部外品に類するものは持ち込み可
- 日用品・スポーツ用スプレー(除菌スプレーや冷却スプレーなど)は、引火性ガスも毒性ガスも使用されていないものに限り、預け入れのみ可
- その他の工業用スプレーは持ち込み・預け入れともに不可
- 持ち込み・預け入れできるスプレーは、1容器あたり0.5kg以下、1人2kgまで



スポーツ用品
- ゴルフクラブ・バット・竹刀などは預け入れのみ
- ストック・釣り竿・スノーボード・スケボーなどは、60cm以下のものなら持ち込みも可


工具
- ハンマーやキリなど即凶器になるようなものは持ち込み禁止
- ドライバー・スパナ・レンチ・ヤスリなどは、長さ15cm以下であれば持ち込み可


小さい工具であれば持ち込みもできるようですが、検査員の判断によっては没収されてしまうこともありそう。機内で必要なものでなければ、預け入れ荷物に入れた方が安全だと思います。

コメント
携帯電話(iPhone8などのスマホ)は預け荷物に入れても大丈夫なんですか?
荷物をこじ開けられて調べられるなどのことはされないんですか?
>乙さん
特に問題なく預け入れできますが、預け入れ荷物は荒っぽく扱われることが多いので(ごく稀にですが、ランダムに荷物が選ばれ開けて調べられることもあります)、可能であれば電子機器は持ち込まれたほうが良いと思います。
また、スマホなどリチウムイオン電池を内蔵した電子機器を預け入れる場合は「本体の電源をオフにして、衣類や固いスーツケースなどで保護する」ことが義務付けられています(参考ページ)
沖縄へ行くのですが、容量80mlの日焼け止めは機内持ち込み可能でしょうか?(><)
あと、ヘアオイル等は預け荷物であれば量の制限とかはないのでしょうか?(><)
お願い致します!
>まこさん
はい。問題なく持ち込めます。
また国内線は液体物の制限がすこし緩く、化粧品類は「1容器あたり0.5リットル以下で、1人あたり2リットルまで」持ち込めます(参考ページ)。
内臓バッテリー容量2000mAhの加湿器はトランクにいれて預入でも問題ありませんか。
いつも冬になるとホテルの乾燥が厳しいので今冬から加湿器を持参したいです。
>testさん
お返事が遅くなりました!
バッテリー容量が「160Wh以下」であれば問題なく預け入れできます。普通の加湿器であれば大丈夫だと思いますが、こちらをご参考に計算してみてください。
また最近、リチウム電池内蔵の機器を預け入れ荷物に入れる場合、「本体の電源をオフにして、衣類や固いスーツケースなどで保護する」ことが義務付けられました。
液体のケープを機内に持ち込みたいのですがどのサイトで検索しても出てこなくて、持ち込み可なのか不可なのか分かりません、、もしよろしければ教えてください!!
>あやさん
持ち込み手荷物の液体物制限は「1容器あたり100ml以下」なので、「ケープ キープウォーター」でしたら容量100mlでギリギリセーフだと思います。ケープのサイトにもQ&Aが載ってますね。
すごく分かりやすくて見やすかったです。
他の方が質問されていて重複していたらすいません。
カーワックスなのですが、固形で容量は400G程度の缶入り未開封です。
国際線で預け荷物にすることはできるんでしょうか?
>おはなさん
お返事が遅くなりました。
国土交通省航空局発表の危険物リストを見ると、カーワックスという項目はありませんが、「スキー・スノーボード用ワックス」という項目があります。
それによると、「固形」のものは持ち込み・預け入れともに可。「液体状」のものは、「引火点が摂氏60°Cを超える」ものであれば可とあります。